大舞台で復調はあるのか――。渋野日向子(21=サントリー)の連覇がかかる女子ゴルフの海外メジャー初戦「AIG全英女子オープン」が20日(日本時間同日夜)に開幕する。
前哨戦となった先週の米女子ツアー「スコットランド女子オープン」、渋野は通算14オーバーの132位で予選落ち。約1か月半前の国内女子ツアー開幕戦「アース・モンダミンカップ」は初日にケアレスミスで2ペナを受けてカットラインに1打差の予選落ちだったが、今回は9打差の“惨敗”だった。
快進撃を見せた昨季のようなショット、パットが見られないのに加え、大きく立ちはだかるのが今回の遠征が初体験のリンクスコース。昨年の「全英女子」は林間コースでの開催だったが、今年のロイヤルトルーンGCは男子の「全英オープン」が9度行われた典型的なリンクスだ。
渋野は以前「リンクスなので豪快に予選落ちすると思います」と冗談めかして話していたが、リンクスでの前哨戦で現実を突きつけられると「今のままではヤバい」。強い海風、複雑なアンジュレーション、硬い地面、フェスキューのラフに想定していた以上に翻弄された。
連覇どころか、予選通過にも黄色信号といったところだが、リンクスを一度経験できたのは確実にプラス材料。キャディーとして同行している青木翔コーチ(37)とともにグリーン周りを中心に入念な対策を練ってくるだろう。
昨年の日本人42年ぶりのメジャー制覇は誰も想像していない中で達成された快挙。今季の成績から期待感はやや薄れているが、そんな状況だからこそ、何をするか分からない渋野の“らしさ”が見られるかもしれない。












