ロシアフィギュアスケート界の〝皇帝〟と称されるエフゲニー・プルシェンコ氏に、ウラジーミル・プーチン大統領から直々に巨額の〝助成金〟が支払われて話題になっている。

 プルシェンコ氏はウクライナ侵攻後に、ロシア各地で愛国心を前面に打ち出すアイスショーを開催して大きな注目を集めているが、こうしたショーに対してプーチン大統領が多額のカネを〝注入〟していることが明らかになった。

 ロシアメディア「チャンピオナット」は「プルシェンコのショー『ユニオンオブチャンピオンズ』は、大統領基金から助成金を受けた」と報道。その詳細について「2度のオリンピックチャンピオンであるプルシェンコのアイスショーは、文化振興の名目の大統領基金から5051万ルーブル(約1億1200万円)の助成金を受けた。プロジェクトでは、愛国心と国への献身に対する制裁圧力の対象となったグループや文化的人物への支援と示されている」と伝えた。プルシェンコ氏の愛国ショーがウクライナ侵攻においてロシア国民の士気を高めるとして、巨額の助成金の対象となったようだ。

 プルシェンコ氏は以前からプーチン大統領と親交が深く、さまざまな面で強力な支援を受けてきたとされている。今回の公的資金の注入も、困窮疑惑が浮上しているプルシェンコ氏を助けるための〝強権発動〟なのだろうか。