北京五輪でドーピング違反が発覚したフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(ロシア)らを指導するエテリ・トゥトベリーゼ・コーチが、北京から帰国後、疲労困憊だった様子が陣営関係者から明かされた。
ロシア「メタレーティングス」のインタビューで、エテリ氏門下生の振り付けを担当するアレクセイ・ゼレズニャコフ氏が騒動続きだった大会とその後の混乱を振り返った。
一門は、ワリエワのドーピング問題に加え、銀メダルのアレクサンドラ・トルソワが「あなたは全部知っていたんでしょ!」などとトゥトベリーゼ氏に対し大爆発するなど、競技外で大注目だった。金メダルを取ったアンナ・シェルバコワが喜びを十分味わえなかったのではと問われると、ゼレズニャコフ氏は「アンナだけでなく、すべての女の子とファンからお祝いを奪われた感もある。こんな状況で五輪女王になったことに、アンナも相当な違和感があった」と、女王に同情した。
さらに大会を終え、一行がモスクワに帰国した際の様子も明かした。「みんな疲れて帰ってきて、エテリは顔が土気色だった。『元気か?』と訪ねると「『刑務所から帰ってきたような気分よ』と言っていた。吸血鬼が彼女たちから、すべてのエネルギーを吸い取ってしまった」と回想。〝鉄の女〟と呼ばれるトゥトベリーゼ氏もさすがに大打撃を受けていたという。
現在はウクライナ侵攻でスポーツ界からも除外されているロシア。エテリ一門の今後は引き続き、注目を集めそうだ。












