まもなく開幕する北京冬季五輪を前に、韓国のテレビ局がフィギュアスケート男子で注目を集める日本代表の羽生結弦(27=ANA)を大きく取り上げた。

 羽生の人気は国境の枠を越えて韓国でも高いが、同国放送局「YTN」が大舞台を前に羽生を特集。

「おしゃれなジェスチャーで銀盤の上を滑走する日本のスーパースター、それが羽生だ!」としたうえで「今大会では4回転半を回るクワドラプルアクセルジャンプを試みる。両足の着地は成功しなったが、フィギュア史上誰も成しえなかった不可能な境地に挑戦して世界を驚かせた。安定した技量と独創的な演技力で五輪2連覇の偉業を達成し、今度は94年ぶりとなる3回連続優勝まで挑戦する」と大きな期待を寄せた。

 ライバルである米国代表のネーサン・チェンとの比較も分析。「羽生より5歳若い中国系アメリカ人のチェンは、世界選手権3連覇をはじめ数多くの国際大会で優勝した。技術力と体力で羽生に先んじるという評価を受けている」と指摘したうえで「一方の羽生は昨年足首のけがで8か月休むなど大小の負傷が蓄積された点が未知数だ」と状態の良さからチェンがやや有利との見解を示す。

 そのうえで同局は「特に(今年)満28歳となる羽生にとって、北京五輪はトップクラスの技量をもって出場する最後のオリンピックとなる!」と指摘。羽生は北京五輪後の去就について明らかにしていない中で、今大会が事実上の最後の五輪になると〝勝手に〟断言した。

 韓国でも羽生狂騒曲が過熱しているようだ。