9日に開幕を予定していたフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル(大阪)が中止になったことで、ロシアの皇帝が敏感に反応した。

 新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大により、日本政府が定めた外国人入国停止措置を受け、急きょ中止になってしまったビッグイベント。元五輪覇者のエフゲニー・プルシェンコ氏は、ロシア「スポーツ・エクスプレス」に対し「何に対しても準備が必要。最終的には延期になって、たぶん、ロシアに移すと思う」とロシア開催を予測。「私たちは準備ができている。ソチ、クラスノヤルスク、チェリャビンスク、サンクトペテルブルク、モスクワ…。素晴らしいことだ」と歓迎した。

 女子シングルは6人中、坂本花織(シスメックス)を除く5人がロシア少女とあって、実現すれば〝自国開催〟の雰囲気満点になりそうだ。