陸上男子短距離で東京五輪リレー代表のデーデー・ブルーノ(22=東海大)が、〝名刺アップデート〟を狙っている。

 16日にセイコーホールディングスと4月1日付で所属契約を結んだことが発表され、新生「TEAM SEIKO」発足記者会見に出席。デーデーは「今まで陸上をやってきて憧れの企業だったのでうれしい」と率直な感想を語った。

 また、同社には100メートル日本記録保持者の山縣亮太が所属しており「自分はタイムとしてはまだまだなので、これから記録を更新して山縣さんとともに、これからの大会に挑んでいきたい」と力を込めた。

 高校2年で陸上を始めたデーデーは昨年の五輪選考会を兼ねた日本選手権100メートル、200メートルで2位。いずれも個人の参加標準記録に及ばなかったものの、両種目で自己ベストをマークして大きな注目を集めた。

 そうした中、「TEAM SEIKO」メンバーには名刺が用意され、それぞれゆかりのある数字が刻まれた。デーデーは100メートルの自己ベスト10秒19から「10・19」。新社会人ということで「名刺を持つこと自体初めてなので、素直にうれしいです」と笑顔を見せつつ「記録を更新して、たくさん作り直してもらいたいです」と、〝珍目標〟を掲げた。

 さらなる伸びしろが期待される22歳。名刺の新調をモチベーションに「山縣先輩」のタイムに近づくつもりだ。