【箱根駅伝】青学大・原監督が見据える〝世界〟箱根は「マラソン選手を養成するためのステップ」

2022年01月04日 18時37分

一夜明け会見をした青学大の原監督(東スポWeb)
一夜明け会見をした青学大の原監督(東スポWeb)

 箱根から世界へ――。第98回東京箱根間往復大学駅伝競争(2、3日)で2年ぶり6度目の優勝を果たした青学大の原晋監督(54)は、さらなる高みを見据えている。

 今大会の青学大は3区でトップに立つと、勝利が確実となった後半も9区中村唯翔(3年)と10区中倉啓敦(3年)が区間新記録の快走。10時間43分42秒の大会新記録をたたき出したが、満足する様子は見られない。

 4日の一夜明け会見では「大学生はこんなものではない」と切り出し「10時間40分は切れる領域だと思っている。10年以内に切っていきたい。今大会のようなコンディションでかつ、山の頂上の風が吹かなければ。やっぱり10時間30分台に突入する、そういった駅伝を私は10年間でやっていきたい」と明言。この言葉には原監督の特別な思いが込められている。

 箱根駅伝創設の理念は「世界に通用するランナーの育成」。だからこそ「今は駅伝の質が高まっている。長いハーフマラソンのような駅伝かもしれないが、最初の5キロを14分15秒で入れるくらいのランナーを育成することが将来のマラソン選手の育成にもつながる」と展望を述べた上で「箱根駅伝はマラソン選手を養成するためのステップだと思っている。それがマラソンランナーの育成につながる」と言い切った。

 今大会は「青山メソッド」で確かなつめ跡を残した青学大。箱根路だけでなく、世界にも羽ばたく覚悟だ。

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