東京五輪代表・大迫傑が小学生に〝授業〟「いかにして夢を達成するか」

2020年12月20日 16時19分

小学生を対象にしたイベントを行った大迫

 男子マラソンで東京五輪代表の大迫傑(29=ナイキ)が20日、東京都内で小学生を対象にした「Sugar Elite Kids」を開催し、実際に体を動かしながらトレーニングレッスンなどを行った。

 これまで多くの活動に参加してきた大迫だが、今回は「いかにして夢を達成するか」をテーマに、〝授業形式〟のワークショップに初挑戦。イベント後のオンライン取材では「子供たちは夢があるけど、どうやって目標を到達したらいいか分からない状況だと思う。今回は大きな目標を小分けにしていく作業というのをやらせてもらった」と振り返った。

 小学生にとって貴重な経験になったに違いない。「たとえば五輪選手になりたいと言ったら、そのためには何が必要なのかを過剰書きで書いてもらってという作業。これは多くの陸上選手とか、他のスポーツ選手、他の職種にも言えると思うけど、ざっくりしたイメージがあってもダメなので具体的に何をしないといけないのかを明確化するというのは陸上競技や他のことにおいても非常に大事だと思った」

 自身の経験にもとづいた内容だけに説得力も十分。「シーズンごとの目標を決めるために大事なことを挙げてみよう、中間目標を決めよう、そのためには日々の練習の中で落とし込んだり、どうやって何を意識したらいいか、今日のゴールは何かと決めていった結果、米国に行って、チームでしっかり結果を残すことができた」と〝目標の細分化〟の重要性を語った。

 また、小学生を相手にしたことで気づきもあったという。「それぞれの夢に自分が合わせに行く、一緒になって『もし僕だったらこういうことを考えるよ』と目線を合わせに行ってあげることが必要だなと。やってみて、そうするとうまくいくんだろうな、会話もしやすいなと改めて感じた」

「Sugar Elite」の活動は、今夏実施した大学生との短期集中キャンプに続く第2弾。今後は「オンラインでも僕自身が米国にいるときでもできるような方法を考えてやって行きたい」と語った。