【箱根駅伝】青山学院大が2年ぶり総合優勝 原晋監督「かっこいい4年生たちでした」

2020年01月03日 15時59分

優勝のゴールテープを切る青山学院大学・湯原

 第96回東京箱根間往復大学駅伝競走の復路が3日に行われ、往路優勝の青山学院大が10時間45分23秒の大会新記録で2年ぶりの総合優勝を果たした。連覇を狙った東海大は2位。3位には国学院大学が入った。往路で11位に沈んだ東洋大は、10位に浮上し、シード権を死守した。

 山下りの6区では、東海大の主将・館沢亨次(4年)が従来の区間記録を40秒更新する57分17秒を叩き出し「青学さんとの差を1秒でも詰めようと思った結果、タイムもついてきました」と3分22秒あったライバル・青山学院大との差を2分21秒に縮めた。さらに、往路11位からの巻き返しを目指す東洋大の今西駿介(4年)も57分34秒をマーク。いきなり2選手が区間新記録を叩き出す波乱の幕開けとなった。

 続く7区でも、明大の主将・阿部弘輝(4年)が「今までのうっぷんを最後の箱根にぶつけた」と1時間1分40秒の区間新記録を樹立。54年ぶりに6区間連続新記録が生まれた。歴史的快挙に沸く中、首位争いは、青山学院大と東海大に絞られた。東海大の松崎咲人(1年)が区間3位の好走を見せ、青山学院大との差を2分1秒にまで詰めた。

 8区では、昨年に同区間で区間新記録を出し、大会MVPに輝いた東海大の小松陽平(4年)が満を持して登場。一気に逆転を狙ったが、昨年大ブレーキのリベンジに燃える青山学院大の岩見秀哉(3年)が区間歴代5位の力走で、首位をキープ。

 その後は、青山学院大の9区の神林勇太(3年)が区間賞の走りで、東海大との差を広げ、そのまま総合Vを成し遂げた。

 栄冠を手にした青山学院大の原晋監督(52)は「わがままを聞いてくれた学生たち、特に4年生には感謝したい」と選手たちをたたえ、最後に「かっこいい4年生たちでした」と笑みを浮かべた。