最高の滑り出しだ。スケートボード・ストリートのパリ五輪予選対象大会開幕戦(3日、イタリア・ローマ)、女子は東京五輪銅メダルの中山楓奈(17)が264・13点で優勝。同金メダルの西矢椛(14=ともにムラサキスポーツ)が255・64点で2位、織田夢海(15=ポリバレント)が254・91点で3位に入り、日本勢が表彰台を独占した。

 ここ一番で自分に打ち勝った。大会前には「自分のやりたい技を成功させて、また五輪に出られるように頑張っていきたい。パリでもメダルを獲得したい」と決意を述べていたが、普段の中山は緊張しやすい性格で、泣くこともしばしば。4月に日本で初めて開催された世界最高峰のアクションスポーツ国際大会「Xゲーム」では「緊張しすぎて途中で泣いちゃった。楽しんでいる子はすごい」と語っていたほどだ。

 とはいえ、演技の順番が回ってきたら話は別だ。要所ではきっちり高難度の技を決め、2日の準決勝を首位通過。3日の決勝も安定した演技を披露し、試合後は自身のSNSで「1位になることができました。応援ありがとうございました」と喜びをつづった。ただ、優勝後の写真撮影は、満面の笑みを浮かべる西矢、織田と対照的に、緊張からか控えめな表情を見せていた。

 また、男子の堀米雄斗(23=ミクシィ)は169.39点で8位だった。