【東京五輪】潘基文前国連事務総長が開会式後に天皇陛下と会談 「天皇からのリクエスト」と韓国報道

2021年07月25日 16時25分

開会式に出席した天皇陛下と各国要人(ロイター)
開会式に出席した天皇陛下と各国要人(ロイター)

 東京五輪に来日した韓国の潘基文(※パン・ギムン)前国連事務総長が、23日の開会式後に天皇陛下と2人きりで会談したと韓国メディアが一斉に報道した。

 韓国メディア「フィナンシャルニュース」などは「潘基文が、開会式当日に日本の天皇と単独面談。天皇からのリクエストだ」と報道。両国の外交筋などによると、潘氏は国立競技場で行われた東京五輪の開会式に出席後、深夜に競技場内の貴賓室で約10分間にわたって天皇陛下と会談を行った。韓国側は「天皇の要求に応じて行われた」と強調している。

 会談では、潘氏が東京五輪の開幕を祝して大会の成功を祈願する言葉を述べ、天皇陛下が感謝の挨拶で応じたという。また同メディアは「潘氏と天皇は、現在悪化している日韓両国の関係改善の必要性に共感を示したことが分かった」と指摘。

 日韓両国を巡っては、東京五輪に関連することだけでも竹島の表記問題や旭日旗の使用問題、韓国選手団が選手村で戦時下を連想させる横断幕を掲示するなど火種が多く、両国の対立は悪化している。そうした背景から両国の関係改善に向けた話し合いが行われたと韓国メディアは報じている。

 会談が深刻化する日韓関係を改善するきっかけになるのか注目される。

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