エリザベス英女王の国葬に参列する天皇、皇后両陛下は17日午後(日本時間18日未明)、ロンドン郊外のスタンステッド空港に到着された。国葬は19日にウェストミンスター寺院で営まれる。両陛下の外国訪問は即位後初。滞在先が高級ホテル「クラリッジス」であることも日本のSNSで注目されている。

 同ホテルはロンドン中心部の一等地メイフェア地区に立地し、ウェストミンスター寺院にほど近い。その歴史は19世紀初期にさかのぼり、王室関係者が賓客と会ったり、欧州各国の王室に利用されてきた。第2次大戦中は欧州の王室が戦火を逃れて長期滞在。上皇、上皇后両陛下も在位中の2012年、エリザベス女王在位60周年の祝賀で訪英された際に宿泊している。

 旅行サイトによると、ルームサービスが売りの一つ。SNSでは「両陛下、ルームサービスで楽しまれるのかな」と想像したり、各国首脳らに当日は会場まで英政府が用意した護衛付きバスでの移動が求められているとされることから、「シャトルバスがお迎えか」との声があった。

 ちなみに岸田文雄首相が5月に訪英した際は、同じメイフェア地区の高級ホテル「ザ・ドーチェスター」に泊まった。こちらも英王室やハリウッドスターらセレブの御用達とされるが、創業1931年と、歴史の長さではクラリッジスに及ばない。

 両陛下は国葬参列後、帰路に就き、日本時間20日午後に帰国する予定。