妊婦用アベノマスク検品に8億円 ふざけるな!「ヨナベノマスク」で十分

2020年05月15日 16時00分

アベノマスク

 いい加減にしろ!

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、政府が妊婦向けに配る布マスクで不良品が見つかった問題で、厚生労働省は14日、自治体から返品された布マスクの検品費用に約8億円かかると明らかにした。

 厚労省によると、妊婦向け布マスクをめぐっては、4月30日時点で自治体に配布していた約47万枚の中の1割に当たる約4万7000枚に、異物混入や汚れなどがあったとして返品されていた。現在、国が委託した専門業者が約550人態勢で検品しており、不良品が確認されれば取り除くという。

 また同省は政府が全世帯向けに配布している布マスク(通称アベノマスク)について、12日時点で12枚の不良品を確認したと公表。こちらも別途で検品費用がかかる可能性がある。

 言うまでもなく、経費の原資は我々の血税だ。ネット上では「ふざけるな」「1割が不良品なんてあり得ない」と非難ゴウゴウ。政界関係者がタメ息交じりに話す。

「そもそもアベノマスク自体の存在意義がなくなっている。マスクの品薄は解消されつつあり、いまさら届いても『遅せ~よ!』という人がほとんどだろう。そうした状況下で検品費用が追加で8億円かかると聞いて、納得する人はいない」

 一気にマスク不足が解消された背景には「ヨナベノマスク」の存在もあるかもしれない。これは地方に住む母親が東京に住む息子のために、夜なべして作ったお手製マスクのこと。本紙記者のもとにも4月上旬に義母から「ヨナベノマスク」が届いた。

 デザインはコロナウイルスにも似た水玉柄。機能性はもちろんのこと、装着した瞬間、布に染み込んだ懐かしいニオイも感じることができ、心が癒やされた。

 費用だけが膨れ上がり、いつ届くかも分からないアベノマスクよりも、ヨナベノマスクの方がよっぽど効率的だ。