
Jリーグの野々村芳和チェアマン(50)が発した浦和サポーターへの苦言に対し、ネット上ではさまざまな意見が飛び出している。
Jリーグでは声出しルールの緩和に向けて実証実験を重ねているが、浦和サポーターが試合会場で声出し違反を破るケースが目立っている。そんな中、4日に行われた日本野球機構(NPB)との新型コロナウイルス対策連絡会議後の会見で野々村チェアマンは「頻発することは残念としかいいようがない」などと表情を曇らせた。
この発言を受け、ツイッターでは「浦和サポの声出し違反」がトレンド入り。サッカーファンからは「コロナ対策だけでなく、安全な観戦環境を提供できるかという問題だと全く理解していない」「本気で対応してくれないと、我慢してる他チームのサポーターが納得できない」「言っても聞かないからJ2降格。ペナルティーなしなんてないでしょ」「浦和は自分のところのサポに甘すぎるんだよな…」と批判が相次いでいる。
ただ、欧州ではマスクなしでの声出し応援が主流になっている。そのため「世界のスポーツ観戦を見れば、いかに声出し禁止というルールが無意味なものかがわかる」「じゃあこの先の試合無観客でやれよ」「欧米の状況ご存じでしょう?何の問題解決にもならないので、サポーターではなく政府に苦言を呈してください」との意見も一部から聞かれるのが実情だ。
果たして何を第一優先にするべきなのか。野々村チェアマンは難しい選択を強いられているようだ。
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