【ワシントン州シアトル発】WWE・スマックダウン(SD)で、〝地球上で最も危険な女〟ロンダ・ラウジー(36)が、亡き師匠にベルト奪回を誓った。
7月の「MITB」でリブ・モーガンに敗れてSD女子王座から陥落。同月の「サマースラム」では〝疑惑の判定〟でリブに防衛を許すと、レフェリーを襲って大暴走。WWEから謹慎処分を食らうも、再びリングで暴れて逮捕された。処分は先週解除され、今週のSDではソーニャ・デビル、ナタリア、レイシー・エバンス、ザイア・リーと挑戦者決定5WAY戦で激突した。
ロンダはピンク色の柔道着を羽織り、黒帯を首からかけて入場し、気合満点だ。ゴングと同時に4人に取り囲まれ、ナタリアとザイアに場外に投げ飛ばされたが、ソーニャをバリケードに叩きつけた。リングに戻ると、ナタリアを左腕を決めアームバーでタップさせた。続けてレイシーも腕十字で脱落させて、ザイアを変型スリーパーでタップさせたソーニャとの一騎打ちとなった。
MMA経験者の2人は激しい攻防となり、ソーニャはチョークスリーパーで攻勢に。ロンダは場外バリケードにソーニャを叩きつけて逃れると、パイパーズピットからアンクルロックでタップを奪った。これで「エクストリーム・ルールズ」(10月8日=日本時間9日、ペンシルベニア州フィラデルフィア)で、SD女子王者リブへの挑戦が決定した。
観客席で挑戦者決定戦を見守ったリブにベルト奪回をアピールしたが、ロンダがピンクの柔道着を着たことにはワケがある。ロンダのMMA時代の師匠で元プロレスラー、柔道家でもあったジン・ラーベルさんが先月9日に89歳で死去。日本では1976年6月のアントニオ猪木VSモハメド・アリの〝世紀の一戦〟で、レフェリーを務めたことでも知られる。
試合後、ピンクの柔道着を着てインタビューを受けたロンダは「これはジン・ラーベルに敬意を表してのものよ。ピンクの服を着ているときは最大のワルになれる、みたいな考えがあった。これを着ながら、私がここにいる理由を考えている」と追悼の意を込めたという。さらにリブとの一戦へ向けて「ジンおじさんなら、こう言うだろうね。邪魔な女はみんな切り刻んで、やっつけろと」と言い放ち、亡き師にささげる勝利を宣言した。
「エクストリーム・ルールズ」は日本時間10月9日にWWEネットワークで配信される。












