【ロクサーヌ・ペレス(NXT】

   20歳の〝神童〟がNXT女子2冠王目前で窮地に立たされてしまった。

 WWE・NXTの超新星ロクサーヌは6月8日の「NXT女子ブレークアウトトーナメント」決勝戦で〝意地悪バービー〟ことティファニー・ストラットンを、回転エビ固めの要領で叩きつける「ポップロックス」で葬って優勝。NXT女子王者王者マンディ・ローズへの挑戦権を手に入れた

 快進撃はこれにとどまらない。6日「NXTグレート・アメリカン・バッシュ」では同じく赤丸急上昇中の〝スケボーガール〟コーラ・ジェイドと組んでマンディ率いる「トキシック・アトラクション(TA)」のNXT女子タッグ王者のジジ・ドリン&ジェイシー・ジェインに挑戦。マンディの度重なる妨害にもめげず、ロクサーヌがジジにラウンドハウスキックからのポップスロックで3カウントを奪取。デビューわずか2か月強で初王座を奪取した。

 テキサス州ラレド出身のロクサーヌは13歳でプロレスラーを志しトレーニングを開始。16歳の時に元世界ヘビー級王者でWWE殿堂入りも果たしたブッカーTに才能を見いだされ、修業を積んだ。2018年に「ロック―C」のリングネームでプロレスデビュー。21年にはROHに参戦すると、今年3月にWWEと契約を結び、4月日「NXTレベルアップ」でWWEデビューを飾った。155㌢ながらスピードと卓越したプロレスセンスは早くも絶賛の声が集まっている。

 自らを「女子プロレスの天才」と称する〝神童〟は、WWEデビューから超スピードで2冠を狙うも、まさかの展開が訪れる。13日にはマンディに初挑戦するも、試合前に何者かに襲撃された上、相棒のコーラが裏切って試合中に襲撃したのだ。その直後に顔面へのランニングニーを浴びて、王座奪取はならず試合後もスケボーでメッタ打ちにされた。

 コーラは「アンタは自分勝手!」と決別を宣言すると、ロクサーヌもツイッターで「全ての勝算は私にある。あなたは報いを受ける」と報復を誓った。初めてWWEマットの〝洗礼〟を浴びた神童は、この試練を打破できるか。