ノアのGHCヘビー級選手権の前哨戦(24日、横浜ラジアントホール)で場外乱闘が勃発した。

 同王者で新日本プロレスの小島聡(51)はV1戦(7月16日、東京・日本武道館)で拳王(37)を迎え撃つ。この日は清宮海斗と組んで拳王、中嶋勝彦組と激突し、一進一退の攻防の末に30分時間切れドロー。互いにリング外で暴れまわるなど不穏な空気は試合中から流れていたが、終了とともに緊張感が一気に高まった。

 まずは小島が「このベルトは簡単に手放すわけにはいかねえんだ…」と切り出すと、拳王は「おい! 何で勝ってもねえ、お前が締めてんだ」と怒り心頭。さらに「ここは新日本のリングじゃねえんだ。ノアのリングだ。とっとと帰れ」と言い放った。

 しかし、小島はリングから一歩も動かない。これにあきれたのか、拳王は「俺はとっとと帰って7月16日のためにスクワットでもしておくよ」と言い残し、先にリングを後にした。

 しばらくすると、バックステージから「1、2、3…」と回数を口にする声が聞こえてきた。なんと拳王がスクワットですでに汗を流していたのだ。

 こうして70回を過ぎたころ、リング上でマイクを握っていた小島がバックステージ付近に姿を現し、拳王と遭遇してしまう。そこから両者の〝口撃〟が始まり、ついにはエルボーやチョップ、キックにエスカレート。

 収拾がつかず小島が「器物壊すなよ、弁償しろよ」と注意を促すと、拳王は「(弁償)してやるよ。お前は金に汚えからな」と最後まで感情むき出しで帰路に就いた。

 感情がぶつかり合う王座戦の行方はどうなるのか。