新日本プロレスのIWGPタッグ王者グレート―O―カーンに、まさかのスキャンダルだ。これまで「ストーカー」などと、オーカーンから一方的に非難されていた女子プロレス「スターダム」のウナギ・サヤカが〝公開塩ナンパ〟された一部始終を告発。「ユナイテッド・エンパイア」としてあらゆるものを支配してきたオーカーンだが、3次元の女性に対する適応能力に重大な疑義が生じている。

 オーカーンとウナギは5月28日のスターダム大田区大会に先駆け、同団体の公式ユーチューブチャンネルの動画内で共演した。その後もSNS上で丁々発止のやりとりが話題となっている。

 ところが何を増長したのか、オーカーンは頻繁にからむウナギのことを「ストーカー」扱い。本紙のインタビュー内でも一方的に断罪するなどツンデレなのか本気なのかよくわからない対応を取り始めていた。一方で「オーカーンのストーカー」という、この世で最も不名誉なレッテルを張られたウナギは猛抗議。本紙に〝被害〟の状況を告発した。

 それは大田区大会当日のこと。PPVの解説として来場したオーカーンは大会後、関係者を交えて談笑中に、いきなりウナギに連絡先の交換を迫ってきたという。

「みんな周りにいるのにオカリンが『LINE、教えてもらっていいっすか』って、すごい必死に来て。普通こういうのって、裏でコソコソうまく聞くものだと思ってたんだけど。なんか…オタクってこうなるんだなって。逆にすごいと思いました。慣れてなすぎじゃないですか? 『ドラゴンボール』初期のヤムチャか、何かと思いました」

 その一部始終はカメラにも収められている。ウナギからは証拠画像も提供され、言い逃れは不可能だ。その後も執拗に「パンケーキ」をエサに食事に誘いだそうとしてきており、ウナギも困惑しているという。「どう見ても私、ストーカーじゃなくないですか? 3次元に愛されたことがないから、連絡先交換できてうれしいんだなって。かわいいですよね」と母性をのぞかせた。

 スターダムと新日本は11月20日に有明アリーナで初の合同興行を控えており、ミックスドタッグマッチの実現も検討されている。ウナギは「そんなに好きなんだったら、仕方ないから組んであげてもいいですよ? ビジネスとして。私も合同興行には出場したいですし、あくまでビジネスとしてですけど」と、タッグ結成要請があれば、〝ビジネスコンビ〟として応じるという。

 オーカーンは12日の新日本・大阪城ホール大会で、ジェフ・コブとの連合帝国コンビでバッドラック・ファレ、チェーズ・オーエンズ組からIWGPタッグ王座を奪回したばかりだが、直後にスキャンダルに見舞われた。本人にも本件に対する取材を申し込んだが、期日までに回答はなかった。