新日本プロレス14日(日本時間15日)の米国・ワシントン大会で、ジェイ・ホワイト(29)がIWGP世界ヘビー級王者のオカダ・カズチカ(34)をKOした。

 ジェイは6月12日大阪城ホール大会でオカダのベルトに挑戦する。この日の大会ではヒクレオと組んでオカダ、ロッキー・ロメロ組と前哨戦で激突した。

 オカダと一進一退の攻防を展開したジェイは、最後はロメロに必殺のブレードランナーを決めて勝利。さらに試合後のリング上ではヒクレオと2人がかりでオカダに襲い掛かる。馬乗りになってパンチを叩き込むと、オカダにもブレードランナーをさく裂させた。

 ノーコメントで会場をあとにしたオカダとは対照的にジェイは不敵発言を連発した。「オカダのファンはオカダと同じ単細胞の集まりか。うるさいだけで感情も何もない薄っぺらいコールだな」とニヤリ。「バレットクラブはプロレス界で最も価値のあるレスラー、ジェイ・ホワイトを得たことで大金を生み出すユニットに成長した。オカダ…カズ…お前の洗濯をしてやっていた俺が今ではお前を追い越し、お前は落ちる一方だ」と王者を挑発していた。