【新日本】内藤vsヒロム 旗揚げ記念興行で激突「今やりたいことは今やらないと」

2020年02月10日 16時59分

会見した内藤

 新日本プロレスは10日、都内で会見を行い、今年の旗揚げ記念興行(3月3日、大田区総合体育館)で、IWGPヘビー級・インターコンチネンタル王者の内藤哲也(37)が高橋ヒロム(30)とスペシャルシングルマッチを行うことを発表した。

 内藤は前日(9日)の大阪城ホール大会で、KENTA(38)の挑戦を退け2本のベルトを防衛。直後のリング上にロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの同門で、かつて練習をマンツーマンで教えたヒロムを呼び込み“師弟対決”を提案した。

 この日の一夜明けに出席した内藤は「練習生時代の高橋ヒロムをマンツーマンで見ていたのは僕。僕がいなければ高橋ヒロムというレスラーはいなかったと思いますよ」と言い切った上で、自身からの対戦表明の理由を説明した。

「去年、僕は目をケガして、一昨年、彼も首をケガして。プロレスは危険と隣り合わせ。2年後、3年後にやろうじゃ、かなわないのかもしれない。今やりたいことは今やらないと。そう思ったときにヒロムとやるなら今だなと思ったので。やらない手はないでしょう。今、勢いに乗っている高橋ヒロムを俺は感じたいですね。そして今の内藤哲也を高橋ヒロムに存分に味わってほしいですね」

 2013年にヒロムが海外武者修行に出発する前日、内藤は「帰ってくるときには俺が新日本の主役になってるから、帰ってきたらシングルマッチやろう」と約束していた。ヒロムが大きな転機を迎えた当時、内藤は思ったような結果とファンの支持を得られずブーイングを浴び、苦難の時期を送っていた。

「ヒロムが帰ってくるまでに現状を打破するんだという自分へのプレッシャーと、結果を残して帰って来いよというヒロムへの激励というか」と振り返ったが、結果的にそれから数年がたち、お互いがヘビーとジュニアの王者という最高のタイミングで初の師弟対決が実現することになった。

 内藤の会見直前に事務所に突撃したヒロムは、同戦に勝利した場合、来年1月4日の東京ドーム大会のIWGP挑戦権利証を獲得できるように菅林直樹社長に直談判。このとっぴな行動を受け、師匠は「彼がベルトを欲しいというのであれば、タイトルマッチでもいいなと。(実際には)タイトルはかかってないですけど、タイトルマッチのつもりでいきますよ。僕はもし負けたら、彼にベルトをあげるくらいの気持ちでリングに上がりたいですね」とまで言い切った。

 新日プロ内でも最大級の注目を集めそうな刺激的カード。運命に導かれ、内藤とヒロムの初対決が旗揚げ記念日のメインを飾る。