平成維震軍メンバーで、空手・誠心会館館長の青柳政司さんが6日に死去したことが分かった。65歳だった。死因などは不明。ゼロワンが7日に発表した。

 青柳さんは1989年に大仁田厚と異種格闘技戦で激突し、翌年のFMWの旗揚げ戦で大仁田と再戦。これがプロレスデビューとなった。

 90年からは新日本プロレスに参戦し、獣神サンダー・ライガーと異種格闘技戦を行った。その後は齋藤彰俊らを率いて越中詩郎と抗争を繰り広げ、後に伝説のユニット平成維震軍が設立された。

 平成維震軍離脱後は各団体に上がり、2000年代には齋藤とノアに参戦した。

 2015年にはバイクでツーリング中に大ケガを負い、同年10月のノアで引退セレモニーが行われた。だが、17年には7度目の引退を控える大仁田との対戦のために復活を果たし、以降も試合に参戦していた。