頸椎完全損傷で治療中のプロレスラー高山善廣(55)が30日、ブログを更新。デビュー30年を迎えたことを報告した。

 この日は高山のスタッフが代筆という形で投稿し「30年前の6月28日、今はなき博多スターレーンでUWFインターナショナルのリング、金原弘光さんとの試合で私、高山善廣はデビューしました」とデビュー戦を振り返った。

 さらに「あの時リングにいた人たちは、もうみんなやめちゃったなー」と30年の月日の流れを痛感。また、デビュー戦直後について「本当はデビューしたことをさー、先輩方に挨拶に行かないといけないのにさー、金原さんが教えてくれなかったから誰のところにも行かなくて、試合が終わった後の打ち上げで高田延彦さんに、『このやろー、いい試合したのに報告にも来なくて』ってオレは冷や汗ダラダラだったよー」と高田延彦に怒られたエピソードも明かし「自分が先輩レスラーになって、新人が挨拶に来るたびに、その日のことを思い出すんだよね」となつかしそうにつづった。

 さらに「そして後日、ジャイアント馬場さんが俺がデビューした記事を見て、『ウチにもこういう子が来ればいいのになー』と漏らしていたって 人づてに聞いたんだよね。(真偽のほどはたしかではありませんが…)でも、数年後にはホントに呼んでくれて!」と馬場さんとの思い出も明かし「高田さんにしごかれ、馬場さんにみがかれ、俺様はプロレス界の帝王になれたのだ! コレがホントの高田馬場なのだー!!」などとジョークを飛ばした。