4団体合同興行「サイバーファイトフェスティバル2022」(12日、さいたまスーパーアリーナ)で東京女子プロレスのプリンセス・オブ・プリンセス選手権が行われ、王者の中島翔子(30)が坂崎ユカを下し、V3を達成した。

 試合は両者とも一歩も譲らない激しい攻防となった。ダブルダウン状態となっても、お互いに意地で立ち上がり、エルボー合戦で会場を沸かせた。最後は中島がダイビングセントーンで頂上決戦を制した。

 試合後、中島は涙を流しながら「坂崎ユカは世界で大活躍するすごい選手で、中島翔子にとっても本当に特別な選手。ずっと超えたいと思っていた背中を超えることができて、今とってもうれしい」と喜びを口にした。

 一方、敗れた坂崎は「今回は試合中に中島翔子と表情とか体の動きで会話ができた。心が通じ合ったような気がしたので、またさらに上にいける」と振り返った。

 今大会では同王座の「次期挑戦者決定戦」が行われ、辰巳リカ(30)が勝利。V4戦(7月9日、東京・大田区総合体育館)の相手に決まった。中島と辰巳は同い年で、団体立ち上げ当初からの仲。王者は「泥くさく土の中で育ってきたもの同士の戦いがしたい」と拳を握った。