26日のガンバレ☆プロレス新木場大会で、同団体の大家健代表がDDTの武闘派ユニット「イラプション」に〝拉致〟される事件が起きた。

 7月10日の東京・大田区総合体育館大会で今成夢人の持つスピリット・オブ・ガンバレ無差別級王座への挑戦が決定している大家は、メインの前哨戦に出場。今成のラリアートでフォール負けを喫したが、屈辱はこれだけで終わらなかった。

 大会後に駐車場からクラクションが鳴り響き、大家は岡谷英樹から飛び蹴りを食らい襲撃された。さらに坂口征夫と赤井沙希も現れ、「2年前に俺らはガンプロに勝っている。『いつでもかかってこい』と言ったのに何もない。ガンプロってこんなもんか?」と挑発された。

 大家が言い返そうとしたところで、岡谷がスピアーを発射。3人は大家を車に拉致して逃走した。さらに養生テープでグルグル巻きにして記念撮影。屈辱を味わわせたところで会場に戻るや、大家を捨てて帰ってしまった。

 4団体合同興行「サイバーファイトフェスティバル」(6月12日、さいたまスーパーアリーナ)で大家は、まなせゆうな、渡瀬瑞基とのトリオで、イラプションの征夫、赤井、岡谷との対抗戦が組まれている。

 決戦前のあからさまな挑発行為にガンプロ軍は怒り心頭。渡瀬とまなせにその場で手を出させなかった大家は「乱入してきたアイツらに手を出したらただの暴力。俺たちはリング上で正々堂々戦って、イラプションに勝つ! 俺たちは坂口征夫の首、ただ一つを狙っていく。首を洗って待っておけ!」とリベンジを誓っていた。