東京・後楽園ホールが60周年を記念して初開催したプロレス興行「還暦祭」(16日)で、全日本プロレスのヨシタツ(44)と新日本プロレスのIWGPジュニアタッグ王者・田口隆祐(43)とマスター・ワト(25)による「69キングダム」が快勝を収めた。

 第2試合に出場した3人は大森隆男、中島佑斗、大岩陵平と対戦。序盤は田口とワトが華麗な波状攻撃で、好連係を見せつけた。ヨシタツが大岩の逆エビ固めに捕獲される場面もあったが、これを逃れると、田口とワトのアシストから合体式ヒップアタックで逆転に成功。最後は後藤達俊直伝のバックドロップをさく裂させ、3カウントを奪った。

 長期的な活動も示唆するなど戦前から気合十分だったヨシタツがチームを勝利に導いた格好だが、バックステージでは試合中になかなかタッチが回ってこなかったことに不満あらわ。「初めのほう、2人でタッチして全然(自分に)回さないじゃん。今日は3人でタッグを組んでるんだよ。こんなんじゃ終わりになっちゃうよ」と訴えた。

 このヨシタツの熱い思いに田口とワトは「もうええて」と冷たすぎる対応であしらい「69キングダム」の今後の活動継続には限りなく赤に近い黄信号がともった。果たして再結成の日は訪れるのだろうか――。