森喜朗氏 ノア入団・武藤敬司からもオファー!「最高顧問になってもらいてえなあ」

2021年02月16日 05時15分

ノア入団の経緯、GHC初防衛戦、そして森喜朗会長について語った武藤

 プロレスリングマスターことGHCヘビー級王者の武藤敬司(58)が15日付でノアに入団した。2年契約を交わし、〝永遠のライバル〟で故・三沢光晴さんが創設した団体をけん引する。本紙直撃には「エンジョイ」と「ケミストリー(化学変化)」をキーワードに掲げた上で、女性蔑視発言で世界的に炎上した東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)にラブコールを送った。森氏は東スポグループ強化部長の蝶野正洋(57)から〝日本プロレス協会会長〟を要請されたばかりだが、プロレス界ではなぜかモテモテだ。

 ――入団を決めた最大の理由は

 武藤 この会社に可能性を感じたからだよ。中に入った方がいいと思ったから。俺はプロレスを嫌なことしてまでやりたいとも思ってねえしさ。自分がエンジョイできないとだめじゃん。俺はエンジョイできるかどうかだ。

 ――つまり決め手は「エンジョイ」だと

 武藤 そうそう。なんか新しい、いい仕事多いし。あとはケミストリーだよな。俺のバイブルとノアのバイブルとがぶつかって起きるケミストリーをエンジョイしに来たんだよ。

 ――2年契約だが

 武藤 還暦がターニングポイントだからね。なかなか素晴らしい契約だと思う。マー君(プロ野球楽天の田中将大投手)より少し見劣りするくらいだよ。少しフリーだし、意見も少し言えそうだ。グレート・ムタの契約? ムタは別人格だから、それは別で契約だな。

 ――3月14日福岡国際センター大会で清宮海斗(24)とのV1戦が決まった。1999年度の東京スポーツ新聞社制定「プロレス大賞」ベストバウトを受賞した会場だ

 武藤 そうなんだよ、天龍(源一郎)さんとね。今後も賞は意識するかって? まあ、人から評価されねえアートはどうしようもないから。死んでから値打ちが付くアートもあるけどな(笑い)。賞を狙うのに、何がネックって持久力だよ。次のタイトルマッチがもう決まってるからな。そういう(日程に対する)持久力次第だな。自分自身、せめぎ合いだよ。どこまでできるか。まあ、それも含めてエンジョイってことだな。

 ――辞任を表明した東京五輪組織委の森会長とは縁がある

 武藤 森さんなんて、会って知ってるからよ。なんか「ごめんなさい」しても許さない世論ってなんかなあ…って思うよ。俺はすげえ嫌なんだよ。「ごめんなさい」したら許せる大人に、俺はなりたい。謝り方はともかくとして、謝ったら許す世の中であろうぜ。「謝ったら許す」は猪木イズム? そうそう!

 ――2006年8月27日の馳浩引退試合で場外乱闘に森氏を巻き込み、全日本プロレス社長として謝罪に行った

 武藤 謝りに行ったんだよなあ、昔。許してくれたよ(笑い)。そうだな、俺が入団したってことで森さんに来てもらおうか。プロレス見れば、元気が出るよ。いいじゃん。来てほしいよ。それも一つ「ケミストリー」だよな。

 ――偶然だが、森氏もイニシャル「M」だ

 武藤 そうか! じゃあ(丸藤正道と立ち上げたイニシャルがMの選手や著名人が所属するユニット)エムズアライアンスにいいじゃん。最高顧問になってもらいてえな。森さんなら(杉浦軍最高顧問の)蝶野に勝てるだろ。ラグビーやってたから、タックルかませば蝶野も吹っ飛ぶよ。


【蝶野正洋からもエール】「黒い強化部長」こと蝶野は先日、森氏の女性蔑視発言を分析した上で「プロレス界にも縁が深い人だし、五輪が終わったらぜひ〝日本プロレス協会〟のコミッショナーとか、会長になってもらいたい」とエールを送っている。元首相の森氏なら各団体の利害を超えてプロレス界統一に動けるとし「それに失言・暴言も自由だ」と〝世界の失言王〟にフリーパスも与えた。

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