1月の新日本プロレス・東京ドーム大会で現役を引退した獣神サンダー・ライガーが“ユーチューバーデビュー”することになった。

 14日に公式ユーチューブチャンネル「獣神サンダー・ライガーチャンネル」を開設。現役時代の秘蔵エピソードトークや、行きつけの飲食店の紹介、現役選手をゲストに招いての対談など幅広い企画に挑戦していく。

 いまだにガラケーを愛用するアナログな獣神が、ユーチューバー転身を決めた理由は何なのか。ライガーは本紙の取材に「やっぱり世間に対して、僕が新日本で経験してきたこととか楽しかったことを聞いてもらいたいのもあって。今、小学生の一番なりたい仕事はユーチューバーみたいなんです。だからどういうものなのかって、自分が体験していないと語れないし。そういう興味もあるんです」と明かした。

「かたくなにガラケーを守ってきましたけど、スマホを持って自撮りもしながら(笑い)。中高年の方で移り切れない方とか…難しいとか先入観あると思うんですけど、僕もやるんで一緒にやりましょうと。一体型というか。そういうのもやっていきたいですよね」と話し、同年代にユーチューブを身近に感じてもらいたいという。

 近年ではプロレス界でもアントニオ猪木氏、蝶野正洋、船木誠勝らが公式チャンネルを持っている。登録者数100万人を目標に掲げるライガーは「プロレスラーでまだいないんだって、100万人は。やったことないってんなら、俺がやればいいやんけって、新日本プロレス代表として頑張りますよ」と、新たな挑戦に目を輝かせた。