【デストロイヤーさん追悼大会】徳光アナ涙の弔辞「4の字固めのおかげ」

2019年11月15日 23時03分

セレモニーには各界のレジェンドが集結した

 3月7日に亡くなった白覆面の魔王ことザ・デストロイヤーさん(享年88=本名リチャード・ベイヤー)の追悼大会が15日、東京・大田区総合体育館で開催され、第3試合終了後に行われた追悼セレモニーに各界から豪華なメンバーが駆けつけた。

 リング中央には故人の長男で、現在IT企業に勤務する元プロレスラーのカート・ベイヤー氏(59)、長女のモナ・クリスさん(55)、そして故人がマスクマン転向時にガードルを縫い直して覆面を製作した、古き良き米国における良妻賢母の見本・ウィルマ夫人(84)が登場した。

 セレモニーが始まると不沈艦ことスタン・ハンセン、PWF会長のドリー・ファンク・ジュニア、リアルジャパンプロレスの新間寿会長と初代タイガーマスク、ザ・グレート・カブキ、ドラディションの藤波辰爾、大日本プロレスのグレート小鹿会長、鉄人・小橋建太らレジェンド勢が次々と集結した。

 さらには1970年代に爆発的人気を呼んだ日本テレビ系のバラエティー番組「金曜10時! うわさのチャンネル!!」で共演した芸能界のゴッド姉ちゃんこと歌手の和田アキ子、タレントのせんだみつお、徳光和夫アナウンサーがリングインすると場内の感動と興奮はピークに達した。

 同番組はゲストに足4の字固めを仕掛ける故人の頭を、和田がハリセンで叩く衝撃的なシーンで故人の新たな魅力をお茶の間に届け、日本全国で驚異的な視聴率を叩き出した。

 出演者を代表して弔辞を読み上げた徳光氏は「あなたは魅力的な人でした。白覆面の魔王の足4の字固めは強烈なインパクトを日本列島に残しました。リングアナウンサーがコールすると外国人選手では初めて客席から拍手が起きる人気レスラーになりました」と涙声で語った。

 さらには「番組は夜10時に毎週40パーセントの視聴率を獲得。あなたの足4の字固めを受けた私は、アナウンサーらしからぬ発言をしたことで、それからニュースを読む仕事がなくなりました。それでもそのことが現在へとつながっており、78歳の今もアナウンサーを続けられているのは、あなたにかけてもらった4の字固めのおかげだと思っております…」と感謝の意を表した。

 最後に遺族を代表してカート氏が日本語で「本当にリングに上がってくれてありがとうございます。家族から皆さんにありがとうございますと伝えたいです」と涙声で語り、追悼の10カウントゴングが鳴らされた。