ストレスでモヤモヤした気持ちをスッキリさせる様々な方法を紹介する月曜日。今週は、中高年世代にはアロマよりも身近に感じられるかもしれない「お香」を取り上げます。近年は、上手に活用する人も増えていますが、「使ってみたいけど、何を選んでいいのやら…」という人もいるはず。ビューティープロデューサーの齊藤あき氏に効果別のお香の選び方を教えてもらいましょう。

【基礎知識】

一口にお香といってもたくさんの種類があります。火を使って香りを楽しむものや火を使わないものもあります。常温で香るものだと、匂い袋や塗香(ずこう)という粉状のお香もあり手首に塗ったりして使います。そういうものすべてを含めてお香というんです。

 香りの選び方は気分や雰囲気によって選ぶと良いでしょう。最近は百貨店やインテリア雑貨店、インターネット通販サイトなどでお香を買うことができます。値段も安いものから高いものまで様々ですが、安心して使えるものは国産の商品だと思います。

 どんな香りが好きかは実際にかいでみないと分からないですし、好きな香りを使った方がリラックス効果も高まりますので、まずは自分に合った香りを見つけてみてください。

【お香の種類】

 火を使うお香は、基本的にはスティック状のものやコーンの形をしたもの、蚊取り線香のような渦巻き状のものがあります。初心者の方にはスティック状のものがオススメです。お寺やお墓参りで使うものと同じ形状のものですね。

 香りの広がり方は、スティックタイプだと一定に広がります。一方、コーンタイプのものはある程度時間がたったあとに一気に香りが広がります。来客が来る前など早く匂いを部屋全体にいきわたらせたいというときにオススメです。また、渦巻き型は香りが一定に広がって燃焼時間も1時間から2時間と長いのが特徴ですね。

 また、紙でできた持ち運びに便利なお香もあるんですよ。小さくて、ジャケットのポケットにも入るので仕事の合間に気分をリフレッシュさせるために使うのも良いと思います。ただ、紙を燃やすので通常のお香よりも紙が燃える匂いが少しするため好みが分かれるかもしれません。

 ◆リラックス効果のある香り

 お香の中でもベーシックなのは香木といって木がそのまま香るものです。有名なのは沈香や伽羅、白檀というものがありこれらはお寺でたいているお香のような香りがします。日本人にとっては懐かしい香りだと思います。

 香りのカテゴリーで分けるとウッディ系。リラックス効果があるので瞑想する時やヨガをするときにたくのがおすすめですよ。また、フローラル系の香りもリラックス効果がありますが、特に女性に人気があります。フローラル系は幸福感が高まるので就寝前にたくのがおすすめです。

 ◆リフレッシュ効果のある香り

 オレンジや柚子、グレープフルーツなどといったシトラス系の香料(精油)を入れたお香がありますが、そういったものはリフレッシュ効果があります。

 また、ペパーミントやローズマリー、レモングラスなどのハーブ系のものやシナモン、ジンジャーなどスパイス系の少しピリッとしたような香りは集中力を高めたいとき、朝に気分をシャキッとさせたいときにもおすすめです。

 ◆ムードを演出する香り

 アジアン系、オリエンタル系といった種類は、甘めの香りが特徴的です。代表的なのはフィリピンやインドネシアなどで咲くイランイランの花の香りやジャスミン、バニラやココナツの香りがあります。恋人同士で良い雰囲気をつくりたいときはそういった香りのお香をたくのがおすすめです。

 ☆さいとう・あき パーソナルビューティープロデューサー。アロマセラピスト。美肌・美髪専門店「スキンケアサロンティナロッサ」で一人ひとりに合わせたパーソナルビューティーを行っている。