【鉄旅タレント木村裕子の日本全国おもしろ鉄道】全国の鉄道にも妖怪アマビエ 疫病退散コラボグッズ次々

2020年06月09日 16時00分

鉄道界でもアマビエグッズが盛りだくさん! これは蒲田駅構内の手作りポスター

 新型コロナウイルスに関連して、疫病退散の御利益があるとされている、半人半魚の「妖怪アマビエ」が注目されましたね! 次々とコラボグッズが売り出され、厚生労働省も感染防止を呼び掛けるポスターに起用するほどの人気になりました。もちろん鉄道界でも、いろんなグッズに起用されています。

 吉幾三さんの出身地を走る青森県の津軽鉄道では、ポストカード付きの「疫病退散1日フリー乗車券」(1500円)が通信販売のみで発売されました。1日乗り放題の切符で、2022年3月末までの好きな日に使うことができます。外出自粛によって通勤通学の利用者も激減して大打撃を受けてしまったため、コロナ終息後に観光で乗り鉄に来てほしいという願いも込めての発売です。

 秋田美人のアテンダントさんが乗車している秋田県の由利高原鉄道では、アテンダントさんがかわいらしく描いたアマビエのヘッドマークを付けた列車が走りだしました。

 さらに沿線にある酒造で造られた日本酒と山菜をセットにした「おばこアマビエで応援セット」(2500円)をウェブショップ限定で発売。注文が入ると、社員さんが山菜を摘みに行きます。そのため、届くまで何が入っているかはお楽しみ♪という面白い企画です。ただ、これは大人気ですぐに完売してしまい、現在は第3弾として地元のみそや採りたてのタケノコ入りのセットが発売されています。

 香川県の高松琴平電気鉄道は「みんなと未来で楽しむためなら大好物の釜玉うどんも我慢する! ことちゃん疫病退散すてっかー」(500円)をネット販売しました。これは、同鉄道のキャラクター“ことちゃん”が、釜玉うどんをアマビエにあげる代わりに、疫病退散をお願いするという、かわいらしいイラストが描かれています。

 ここで木村ポイント! アマビエは江戸時代の瓦版に書かれたイラストのため、キャラクターの著作権がないこともあって、こんなに多種多様なグッズが生まれたのではないかと思います。いろいろな駅構内でも、駅員さんの手作りポスターを見かけます。最近行った東京都のJR蒲田駅には、京浜東北線の車両と合体したかわいいアマビエイラストが飾ってありました。それでは、アマビエ効果でコロナ終息に向けて、出発進行~!

☆きむら・ゆうこ=1982年8月17日生まれ。愛知県出身。鉄道をこよなく愛する鉄旅タレント。2015年にはJR、私鉄、地下鉄、ケーブルカー、モノレールなど、日本全国にある鉄道を全線乗車する「日本国内鉄道全線完乗」を達成。乗車した走行距離は約2万8000キロメートル。