【週刊Mリーグ】役満よりレア! 高宮プロだから結実した三倍満

2020年01月25日 12時00分

(上)迷わずリーチ!(下)一発ツモ! 裏ドラも3枚!(C)AbemaTV

【人気モデル・岡田紗佳のもう一度見たいMリーグ】KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。今シーズンは多くの役満が出ているMリーグですが、先週は役満よりもレアと言われている三倍満が飛び出しました。高宮プロがリーチして一発ツモ、裏ドラが3枚乗ったことで三倍満となったのですが、そうならなかった人も多かったんじゃないかな、と思います。

 高宮プロの配牌はオタ風の東が暗刻(アンコ)、北がトイツ。ドラの4索が3枚で、56索も1枚ずつ、發も1枚あり、索子のホンイツ、さらにトイトイも見えそうな手です。

 まず1巡目に親の勝又プロが切り出した北は鳴かずに、發を切って36筒、5萬を残します。ここが1つ目の分岐ですね。ホンイツを目指して、北を鳴くという選択を取る人もいると思います。私は北ポンと言いそうですね。鳴くとドラ3ホンイツイーシャンテンですから。1打目に發を切ったということは、ホンイツを見ずに筒子、萬子にくっつけて、手広く構えてリーチを目指す手順です。

 7巡目には5萬も暗刻になり、47索、北待ちで聴牌(テンパイ)。47索なら三暗刻になるため、出アガリがきく形です。リーチするかどうか、ここでも分岐がありました。リーチのメリットはドラが暗刻なんで打点があること、1枚切れの北が狙いごろなこと、そして47索は簡単に出る牌ではないので押さえつけてツモアガリに期待しようということですね。

 一方、ヤミテンのメリットは47索の出アガリができる上に、四暗刻への手変わりがあること。また鳴いてトイトイに移行もできますし、様々な保険がきいています。3枚持っている4索がドラじゃなかったらヤミテンにしそうだけど、ドラだから難しいんですよね。最初からリーチ手順を踏んでいた高宮プロは迷わずリーチ、一発で7索をツモって三倍満となりました。ヤミテンにしていたら、ツモ三暗刻ドラ3で跳満でしたから、リーチが大成功でした。

 迷わずにリーチにいくところは、リーチ率が高い高宮プロ、格闘倶楽部(ファイトクラブ)らしいですね。半荘トップにつながった三倍満が先週のMMM(もう一度見たい麻雀Mリーグ)です。

☆おかだ・さやか=1994年2月19日生まれ。東京都出身。モデルやグラビア、バラエティー番組などで活躍。漫画原作も手がける。日中ハーフで、6歳のころから麻雀に親しみ、2017年4月に日本プロ麻雀連盟所属女流プロ雀士となった。「KADOKAWAサクラナイツ」から指名を受け、今シーズンからMリーグに参戦。青山学院大学出身。T170・B85・W58・H83。“役満ボディー”の異名を持つ。