大みそかの格闘技イベント「RIZIN.33」(さいたまスーパーアリーナ)でユーチューバーのシバター(36)が、元K―1ウエルター級王者の久保優太(34)に1ラウンド(R)1分34秒、飛びつき式のアームバーで勝利。試合後は〝シバター節〟を炸裂させた。以下、一問一答。

 ――今の気持ちは

 シバター ほっとしましたね。今年はおうちで年を越せないと思っていたので。集中治療室で年を越すと思っていた。無事で大きなケガなく家に帰れるのがうれしいです。

 ――対戦相手の久保は

 シバター 久保さんの怖さって、僕はまだ見えてないと思うんですよ。ちゃんと真面目にキックの試合やったら、めちゃめちゃ強いんだろうなっていうのと、存在感は怖かったですね。対峙したら、ニコニコしたテレビやユーチューブのような雰囲気はなく殺りくマシンのようで。

 ――今回出場した理由は

 シバター RIZINがどうしてもシバターさんに出てほしいというのと、もう動き出しちゃっていたから。ヒカルくんにも、てんちむちゃんにも、ヘラヘラ(三銃士)さん、HIROYAさんに出ると言って予定を空けてもらって。超大物のスケジュールを押さえていて、逃げたいけど後に引けないよなって感じです。

 ――今後の展望は

 シバター 今すぐ控室に帰って動画を撮って、テレビの放送に合わせて「勝ちました」という動画をアップしたい。

 ――来年は

 シバター 来年は出ないよ。出ない。本当に奇跡だよ、これは。自分の実力は自分で分かる。3度は絶対ないから。次は大きなケガするから。もしどうしても出てほしいというなら1億円で。(フロイド)メイウェザーを呼ぶと思ってシバター呼んでください。

 ――久保の怖さは

 シバター 存在感というか、強さというか。ローもめちゃめちゃ強かったですし、久保選手の怖さみたいのは対峙した時点で(感じた)。柔道家が相手の帯の締め方を見て実力が分かるように、対峙した時点で恐怖がありましたね。

 ――飛びつきは狙っていたのか

 シバター (相手が)久保選手になったのが1か月を切っていた。対策が全くできていなくて、あれは19歳から総合格闘技を練習してきてよく使う技の一つです。たまたま首相撲でヒザの打ち合いみたいな体勢になったから仕掛けた感じですね。

 ――もうやらないということだが、ローガン・ポールとだったら

 シバター だんたん強くなってるでしょ? ぶっちゃけやりたくないですね。

 ――久保選手をわなにはめたのか

 シバター ハハハッ。わなじゃないんですけど、結果的にそうなってしまったという感じですかね。リング上も戦いですけど、リングに上がる前も下りた後も戦いなんでね。別に狙ってやったわけじゃないですけど、油断してくれたならラッキーでありがたいです。今回もたまたま振った右が顔に入ってフラッシュダウンした感じで、たまたまですよ。この前、パンクラスで練習して、梅木(良則)さんにミットを持ってもらった。「1万発打ってないパンチは当たらないからもっと頑張らないとダメだ」と。1万発練習したパンチなので、よかったかなと。

 ――ロープワークを見せた

 シバター あれはやろうと思っていました。1Rで殺されると思っていたので、全部出そうと思って。ロープワークして距離取って時間つぶしてって作戦で、リック・フレアー(の許しを請うポーズ)をやったんですけど。やったら戸惑ってくれるかなと思ったら、やってるところを思い切り蹴られた。距離も詰められたし、すごい想定外で焦りましたね。