実はヤバかった――。新型コロナウイルスに感染し、17日から都内の病院に入院中の「極楽とんぼ」山本圭壱(52)の〝本当の病状〟が明らかになった。

 山本は11日に体調不良を訴え、13日に陽性が判明。自宅療養をしていたが、17日に入院した。相方の加藤浩次(51)が20日、ラジオ番組で入院の事実を明かし「体調がすぐれないというか戻らない。もう50代。重症するかもしれない」とリスナーに報告していた。

 本紙がキャッチした情報によると、一時は集中治療室(ICU)に入る寸前で、症状は相当に悪かったようだ。コロナの特徴として、微熱の患者が急激に症状を悪化させて重症化する例は少なくない。症例の分析が進んだおかげで重症患者は少なくなっているが、山本も一歩間違えれば危険な状態になった可能性がある。

 芸能関係者によると「山本さんは長年の暴飲暴食などによる肥満という危険因子があり、当初は微熱だけでしたが、急速に悪化したようです。スキャンダルを経ても慕ってくれる大事な後輩たちに迷惑をかけたことを気に病んで、相当に落ち込んでいました。彼らの家族にも怖い思いをさせたんですから、当然ですけどね。病は気からというように、気持ちが沈むとともに悪くなったようです」という。

 山本は8日に4人でユーチューブの生配信を行った。狭い室内で感染対策を一切取らず「品川庄司」の庄司智春(44)、「ココリコ」の遠藤章造(49)、じゃぴょん桑折(47)を含めた出演者全員がコロナに感染した。山本は時折、咳き込んでおり、メンバーがコロナを疑う場面もあったという(動画は吉本興業が削除)。

 山本の近況について、舞台「こと~築地寿司物語~」シリーズで何度も夫婦役を務める元準ミスインターナショナルで女優の鳳恵弥(39)は本紙の取材に「山本さんは教わることの多いとても大切な先輩です。コロナになってから連絡があり『寿司が食べたい』とおっしゃっていました。病状? プライバシーがあるので一切話せません」とコメント。

 続けて「良くなったら一緒にお寿司を食べに行きましょう。そして、また舞台で共演させてください」とメッセージを送った。