広島が新加入した秋山翔吾外野手(34)の〝歓迎会〟開催に向け、水面下で準備を進めている。

 3日の二軍戦で赤ヘル戦士としてデビューした秋山について、佐々岡監督は「練習で工夫しながらやっていると思う。(二軍でさらに)試合に出てからの判断にはなるけど(本人と)話はしてある」と、8日の中日戦(バンテリン)から一軍に合流する見込みを明らかに。

 球宴までチームのスケジュールは、週末3週連続で敵地(名古屋、東京、東京)となっているため、そんな遠征先の食事会場で〝ひと肌〟脱ぎそうなのが指揮官である佐々岡監督なのだという。

 ビジターでの試合後はキャンプ地・日南などから調達した焼酎で晩酌をするのがささやかな楽しみの佐々岡監督。食事会場の片隅でひとりグラスを傾けていると、自然と周りに人の輪ができる。そんなアットホームな雰囲気の赤ヘルの食事会場は、元メジャーリーガーをもてなす格好の場となる。

 実際、すでに指揮官は〝合流Xデー〟に備え、大量の焼酎ボトルを調達済み。「720ミリリットルのボトル。1本ではなく、ボトルが6本とか、12本入った段ボールを持ってきてくれるはず」(チーム関係者)。合流後の遠征地で〝自然発生的〟に開催の運びとなる〝歓迎会〟は、秋山と鯉戦士たちの距離を縮める絶好の機会となりそうだ。