日に日に信頼感を高めている。広島のドラフト3位ルーキーの中村健人外野手(24)が15日のヤクルト戦(マツダ)に「7番・右翼」で2試合連続の先発出場。プロ1号の同点2ランを含む4打数3安打2打点の活躍を見せた。

 ハイライトは0―2の5回だ。無死一塁でヤクルト先発・石川の123キロ変化球を右翼スタンドへ。ただ、中村健は「(入ると)思わなかった」という。「浮いた球に強いスイングをしようと心掛けた。最高の結果になって良かった」

 本拠地でのプロ1号。詰めかけた3万420人のファンを熱狂させたルーキーは「『マツダで打てたことが、こんなに幸せなんだな』と、かみしめながらベースを回ることができた。そこはすごくいいことだったかなと思う」と笑顔で話した。