中日は8日の阪神戦(バンテリン)に3―4と逆転負けを喫し、連勝が2でストップ。6回まで2点リードも先発の柳が7回に痛恨の同点2ランを被弾し、8回に2番手・ロドリゲスが勝ち越し点を献上。開幕から5戦5勝だった日曜日に初めて黒星となり「サンデードラゴンズ」の不敗神話がついに途切れた。

 以下は立浪和義監督(52)の主な一問一答。

 ――先発の柳は7回までは投げ切ってほしかった

 立浪監督 そうですね。自分の判断ミス。結果的には追いつかれた。(6回まで106球と)球数もいっていたし、本人は基本『行きます』と言うタイプなので、こっちがしっかり判断しないといけなかった。それは結果論だが、7回まで行ってくれというところ。これが野球なんで、しょうがないですね。

 ――投球内容は

 立浪監督 どうしてもロースコアのゲームになるので、丁寧に、コースを突こうというところから球数も多くなってしまったと思うが、こういうこともありますよね。

 ――ロドリゲスは一死から許した四球、盗塁から失点
 
 立浪監督 四球を大事なところで出したりとか、四球はミスでもないんでしょうけど、でも走られてという形で。(3回も)痛いミスが失点に絡んでしまったのが、今日の…。(5回に鵜飼の)ホームランで逆転したりということもあったんですけど、まあ反省かなと思います。

 ――8回の中野の盗塁を防ぐのは難しい

 立浪監督 いや、そんなことはないと思うが、ロドリゲスも同点とか1点差の時に、ああいう足の速い走者の時に、けん制もしながら、クイックもめちゃくちゃ遅いわけではない。ただ、最悪走られても球の力で抑えていくしかない。今日は結果的にいいところに飛んでしまったの、まあ、点を取られることもあると思います。

 ――鵜飼、石川昂がアベック弾

 立浪監督 見事なホームランで石川、鵜飼と長打が魅力なバッターがホームランして、こういう試合はぜひ、勝てば、打った本人たちも自信になって良かったが、まあ、そうはうまくいかない。2人に関してはいい結果が出たんで、またこういうシーンが増えるように早く何かをつかんでほしい。

 ――石川昂の本塁打は課題の直球だったが

 立浪監督 開幕して5本目ですか。一番いいホームランでしたよね。打った瞬間という感じで。フリー打撃の練習に近いようなホームランかなと思う。

 ――福留が試合前練習をしていなかった

 立浪監督 デーゲームの時はベテラン連中は練習をせずに慣らしていこうかなと。基本、代打で出るので、あまりホームのデーゲームで早く来て時間が空きすぎるのも。自分で動いてマシンで打つなりして試合に臨むように。もう45歳ですからね。