阪神・藤浪晋太郎投手が10日、先発登板予定の練習試合・日本ハム戦(11日、名護)へ向け抱負を語った。

 前回登板の紅白戦(5日、宜野座)では2回を投げ2安打1失点。課題もまだまだ残る投球内容だったが、緩急を効かせたカーブでロハスを三振に打ち取るなど新境地も見せた。右腕は「ブルペンもすごくいい感じです。それを実戦で出せるようにしたい」と意気込んだ。

 相手は新庄新監督率いる新生日本ハム。北のビッグボスがどんな手を〝仕掛けて〟くるか未知数の部分も多いが、「相手打者のことを考えるよりも、自分のパフォーマンスを出せるように集中したい。いろいろやってくるかもしれないですけど」と泰然自若の構えで臨むことを強調した。