
中日の人気マスコット・ドアラが、国内FA宣言した又吉克樹投手(31)のソフトバンク移籍が決まったことを受けて複雑な胸中を明かした。
24日は名古屋市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、5グラム増の食パン617グラムプラス出来高払い(重量は推定)で一発サイン。2年ぶりのアップ査定を勝ち取り「ちょい増。こんな自分をみすてずにしかもアップなんで(涙)」と筆談で答えながら喜んだ。
ところが、今季は主に勝利の方程式として8回を任されてきた又吉がFA移籍した感想を聞かれると表情が一変。ドアラはフリップで「(又吉から)8回に出るんで、7回裏に失敗すると困るとまぁまぁ言われてた」と打ち明けた。
本拠地バンテリンドームでは7回裏終了時にドアラのバック転タイムが恒例となっており、今季は成功51回、失敗20回で成功率7割1分8厘を誇ったが、「8回の男」だった又吉からは失敗するたびに厳しいツッコミを入れられていたようだ。
ドアラは「もしかしたらソフトバンクへ行ったのも自分のせいなのかと思う」と書き込み、しみじみと振り返ったが、又吉からすればドアラに愛あるツッコミを入れて絡んでいた証拠。それだけに「又吉広報」の流出はドアラにとっても寂しい結果となったようだ。
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