5位でのターンが決定した広島の佐々岡真司監督(53)が14日、前半戦の総括を行った。30勝42敗10分け。苦しみに苦しみ抜いた82試合だった。序盤から主力のケガやアクシデントに見舞われた。

 4月にエースの大瀬良が右ふくらはぎのケガで1か月以上、離脱。5月は鈴木誠ら9選手が新型コロナウイルスの陽性判定を受け、大幅な入れ替えを余儀なくされた。6月には会沢が左足のケガで登録を抹消された。

 攻守の要を欠いた状況で戦い、借金は一時16にまで膨れ上がった。佐々岡監督は「なかなかうまくいかず、借金を抱えた。苦しい戦いが続いた。期待に応えることができなかった」を話す。

 ただ、マイナス面ばかりではない。ルーキーの栗林、森浦、大道の3選手が活躍。とりわけ栗林は開幕から22試合連続無失点を記録するなど大車輪の働きで、指揮官は「1、2点差で勝てる試合ができているのは栗林のおかげ」とたたえる。

 前半戦の最後は今季初の4連勝。それでも佐々岡監督は「(前半戦は)いろんなミスが出た。1点が取れないことなどを反省して練習、実践して。もう一度見直す。借金ゼロを目指してやる」と話し、東京五輪の中断期間でチームの立て直しを図る。