広島期待の助っ人W獲りの裏で〝新米スカウト〟エルドレッド氏が大奮闘

2020年11月17日 06時15分

スカウトに転身したエルドレッド氏

 広島が16日に投打の新外国人選手獲得を発表した。マイナー通算151発のケビン・クロン内野手(27=ダイヤモンドバックス)と最速157キロでメジャー通算1勝4敗5ホールド、防御率6・81のドビーダス・ネヴァラウスカス投手(27=パイレーツ)。球団幹部が「クロンはエルドレッドのようなタイプ。30本近く打ってほしい。ネヴァラウスカスは2年越しで取ったパワー投手。先発ローテを担ってほしい」と期待する2選手は、2018年まで在籍したブラッド・エルドレッド駐米スカウト(40)の〝初仕事〟の産物でもある。

 今年の米国でのスカウト活動は新型コロナの影響でマイナーリーグが中止となり、メジャーの試合も現地で視察することができずに苦戦を強いられた。それでもエルドレッド氏は可能な限り、スカウトとしての仕事に徹していたという。球団関係者は「自宅待機が多くて大変だったはず。でもカントリー(エルドレッド氏)はどこにも所属していないけど戦力になりそうな選手の状況を確かめに自ら足を運んで会いに行き、映像を撮ってくるなど、できる範囲で動いてくれていた」と駐米スカウト1年生の頑張りを明かす。

 今回発表された2選手に関しても先輩スカウトのシュールストロム氏やマクレーン氏とリモートで何度も議論を交わして意見を交換。最終的な獲得に貢献した。「チームのニーズに合った選手を見つけたい」と語っていたエルドレッド氏。これからもかつての自分のようなチームに貢献する助っ人を発掘していきたいところだ。