16日のヤクルト戦(甲子園)での8回に代打で中越えの適時二塁打を放ち、球団としては1997年の浜中治以来の高卒新人初安打、さらに初打点をマークした阪神のドラフト2位新人・井上広大外野手(19)が試合後、人生初のヒーローインタビューを受けた。

「まさか1年目で自分がこの舞台に立てるとは思っていなかったので。この一本をきっかけにこれからも前を向いて、スタートラインだと思って頑張っていきたいと思います」

 初安打については「感触としてはよかったので、走って、ベースについたときに抜けてボールが返ってきたのが分かったので、その時点で喜びがあふれてきました」と初々しくコメントした。

 矢野監督は「たくさんのファンの皆さんの前で一本出たっていうのは、これからまた頑張ろうとなりますし」と期待を口にした。