広島がまたしても天敵・西勇にカモられ今季4敗白星なし

2020年10月08日 22時31分

広島をカモにしている西

 またしても天敵にしてやられた。広島は8日の阪神戦(マツダスタジアム)で相手先発の西勇輝(29)に8回4安打、12奪三振で1点に抑えられ、今季6度目の対戦で4連敗を喫した。

 試合前、朝山打撃コーチが「すべての球種がカウント球であり、勝負球にもなる的が絞りにくい投手。各打者が割り切って狙い球を絞っていってもらいたい」と指示し、攻略に燃えていた。しかし、西勇の小気味いいストライク先行の投球の前に3回まで無安打と手も足も出なかった。

 4回二死から鈴木誠がチーム初安打となる遊撃への内野安打で出塁したが、一瞬の隙を突く西勇の巧みなけん制の前にタッチアウト。佐々岡監督はすかさずリクエストを要求したものの、判定は覆らず、反撃ムードもしぼんでしまった。

 野手ばかりでなく、投手陣も精彩を欠いた。先発の野村祐輔(31)は初回に先頭の近本に安打を許すと北條に2ランを被弾。それでも2回から4回まではスコアボードに「0」を並べたが、5回に糸井の適時打で1点を追加されると、6回にはサンズ、ボーアに連続アーチを浴びるなど、6回途中8失点でKOされた。

 8回に上本の適時打で零敗こそ阻止したが、1―9の完敗でチームの連勝も4で止まった。佐々岡監督も、やられっぱなしの西勇については「作戦を練ってやっているんだけど…。両コーナーをうまく使われて、コントロールも良かった。みんな悔しい思いを持ってやっているんだけどね」と嘆くばかり。借金10と苦しい戦いは続く。