西武が〝浅村封じ〟に成功!「3戦11打数無安打7三振」と仕事させず

2020年09月27日 16時31分

三振に倒れた浅村(25日、右は森捕手)

 西武がパ・リーグ2冠王(28本塁打、86打点)を射程にする楽天のキーマン・浅村栄斗内野手(29)を11打数無安打(7三振)に封じ、このカード3連勝に成功した。

 27日の楽天戦(メットライフ)に6―2で勝利した西武はこの3連勝で借金2。残り36試合にそれぞれ7ゲーム差、6ゲーム差で追う奇跡の逆転V、CS出場をかける。

 この9月終盤にきて、ようやく投打がかみ合いだした感のある西武だが、この楽天3連戦での勝因は何と言ってもバッテリーを中心とした守りでの勝利だった。

 その象徴が昨年、西武戦では打率3割3厘、11本塁打、27打点と打ち込まれ今季もこのカードまで打率3割3分3厘、4本塁打、13打点と分の悪かった〝西武キラー〟浅村を完璧に封じたことだ。

 1、2戦では主戦捕手・森のリードで浅村を計7打数無安打(3三振)。この日の3戦目でも岡田が先発・松本をリードして全7球ストレート勝負での空振り三振、速球で押し込みスライダーで空振り三振、高めストレートでの3球三振。そして仕上げは前日の対戦でストレートのみの3球勝負で三振を奪っていた2番手・平良が、この日はフルカウントから完璧に裏をかく、ど真ん中スライダーで浅村を封じ4打席4三振と「K」を並べた。

 前日の第2打席から1四球を挟み6打数連続三振の11打数無安打(7三振)とこれまで古巣を手玉に取ってきたキラーに全く仕事をさせなかった。

 岡田は今季開幕前、「アサにはこっちの性格まで知られている分、どんなリードをしても全て読まれているような感じがする」と苦手意識を口にしていたものだが、連日の打撃練習から2人のスコアラーが目を光らせその状態をチェックしていた西武の浅村対策がひとつの形となった楽天戦3連勝でもあった。