楽天・涌井ノーノ―未遂も「そんなもん」「いけます詐欺」爆笑トークで仙台沸かせた

2020年08月06日 03時25分

涌井は投球だけでなく圧巻のトークでもファンを喜ばせた

 楽天の涌井秀章投手が5日のソフトバンク戦(楽天生命)に先発。ノーヒットノーランまであとアウト2つというところで代打・川島に中前打を許し大記録を逃したが、9回132球、1安打、2四球、8奪三振の完封勝利で今季6勝目をマークした。チームも6―0で快勝し、首位タイに浮上した。

 6回一死で高谷に四球を与えるまで1人も走者を許さない完全投球。プロ野球史上82人目、球団史上初となる大記録達成は逃したが、試合後のお立ち台では〝涌井節〟が炸裂した。

「そんなもんでしょう、と思ってます。(記録は)正直意識してなかった。ベンチがいつもなら近寄ってくるのに今日は誰もいなくて、みんな意識してるんだなと。7回にベンチに戻ってくるとき、(渡辺)直人さんと目が合ってニヤニヤしてるなと。そこで集中が切れたかな」と渡辺直人選手兼任コーチを〝口撃〟し、ファンの笑いを誘った。

 移籍後初完封勝利については「(移籍後は)今まで7回しか投げれてなかった。常に『いけますいけます』と〝いけます詐欺〟をしていたので、ようやく、いかせてもらえてよかったです」と含み笑い。今季ここまで7戦6勝と無傷の連勝が続いているが「仙台のマウンドが合ってきたのかなと、もっと早く気付くべきでした」と最後までユーモアのある返答を続けた。大記録は逃したが、投手陣の大黒柱が、圧巻の投球とトークセンスでチームに大きな勢いをつけた。