中日・周平 ドラ1・石川昂の長打力に超危機感

2020年03月26日 16時30分

石川昂(右)に刺激を受けている高橋

 9年目の中日・高橋周平内野手(26)が三塁レギュラーの座を死守するため気を引き締め直している。その要因のひとつがドラフト1位・石川昂弥内野手(18=東邦)の台頭で、黄金ルーキーは25日の巨人との練習試合(ナゴヤドーム)で「3番・三塁」で一軍デビューを飾った。

 石川昂のポテンシャルの高さはチーム内でも絶賛されている。1日限定ながら一軍へ送り出した仁村二軍監督は「バットの当たるコンタクトがすごい。スイングスピードの割に打球が速く、ちゃんと当たって押し込んでいて下半身が使えている。あれは天性のもの」とベタ褒めだ。

 さらにチーム関係者からは「石川には高橋以上の長打力があるし、あれだけ引っ張れる右の大砲は魅力。高橋はうかうかしていると今季中にも三塁のレギュラーの座を奪われてしまうことになるのでは。それで石川の存在が高橋の尻に火をつけてくれれば、ウチのチーム力はさらにグンと上がるよ」との声まで上がっている。

 高橋は昨季、ベストナイン、ゴールデン・グラブ賞を獲得。チームの顔になりつつあるが、余裕をかましていれば高卒ルーキーに立場を脅かされかねないという。それほど石川昂の評価は高く、高橋本人も「いいものは持っていると思う。あれだけ飛ばせるものは僕にはないし。うかうかしてられないというか、別にうかうかしているつもりはないです。それぐらいの気持ちでやらないと、いつ奪われるか分からないし、僕もまだ(三塁レギュラーを)確立したわけじゃないので」と危機感を持っている。

 石川昂の存在が高橋やチーム力アップの起爆剤となりそうだ。