そもそも比較することが無理なのか…。米FOXスポーツは16日(日本時間17日)、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)かエンゼルスの大谷翔平投手(28)かで揺れるア・リーグのMVP争いに関して、意見が分かれる2人の記者による2つの記事を掲載した。
“大谷推し”のペドロ・モーラ記者は15日(同16日)現在で57本塁打のジャッジを称賛しつつ「彼が記録を追跡していることを大谷の偉業を過小評価するために使うのは、大谷が卓越していること自体を罰するようなことだ。大谷には追いかける記録がない。なぜなら彼がやっていること全てが前代未聞だから」などと主張した。
一方“ジャッジ推し”のジェイク・ミンツ記者は「大谷は誰もやったことのない偉業を達成しているから賞賛と称賛に値する。ジャッジに投票することは大谷に敵対する票ということになるが、そもそもジャッジには大谷に敵対する必要がない。昨年のウラジーミル・ゲレロ(ブルージェイズ)は(48本塁打で本塁打王と)典型的なMVPシーズンを過ごしたから、大谷が“大谷”をやったことで受賞を逃した。大谷は今年も“大谷”をやっているが、ジャッジのしていることは歴史的なものであり、野球史上最高のオフェンス披露なのだ」と訴えた。
両者の主張から見えてくるのは「前代未聞」と「歴史的記録更新」を比較することの難しさ。残されたシーズンで、MVP論争はさらにヒートアップしそうだ。












