FOXスポーツ(電子版)は5日(日本時間6日)にエンゼルスの大谷翔平投手(28)の新魔球ツーシームの分析記事を掲載した。「ピッチングニンジャ」として野球ファンに知られる投球分析家で、同局のMLBアナリストを務めるロブ・フリードマン氏が「大谷翔平の新しいおもちゃ‥えげつないターボ・シンカー(ツーシーム)」と題して徹底分析した。
6月下旬の「TIME」誌のインタビューで大谷は「自分はシンカーを持っていない」と答えたが、フリードマン氏によれば、7月6日(同7日)のマーリンズ戦で初めて投げ、その後ブルペンなどで試しながら、8月15日(同16日)のマリナーズ戦から解禁した。
「大谷が打者より一歩前にいるために、常に投手として進化を続けていることが何よりも感心する」と脱帽。
その上で「大谷はまるでマッドサイエンティストのように、研究室へ行き、シンカーを作り出した。多くの投手はオフシーズンまで待って新球種を完成させるが、大谷はまるでゲームの管理者のように自分の意思で投球を投げ始めてしまう」と称賛した。
フリードマン氏は同27日(同28日)に投げた97マイル(約156・1キロ)のツーシームを大谷の直球と比較して平均7インチ(約17・8センチ)落ち、横に12・5インチ(約31・7センチ)動くことから「真のツーシーム」と評価した。
その後同31日(同9月1日)にヤンキースのホームズの時速100マイル(約160・9キロ)のシンカーを打席で見たことで、3日(同4日)には「大谷自身も時速100マイルのターボシンカーを投げた!この100マイルのシンカーは横に20インチ(約50・8センチ)動き、縦に20インチも落ちた!」と興奮気味に伝えた。
投球分析サービス「コーディファイ・ベースボール」によると、大谷がアストロズ戦の3回にマコーミックを見逃し三振に仕留めた100マイル(99・7マイル=約160・4キロ)ツーシームは、過去3年間のメジャーにおける三振を取った速球の中で最も横の動き(曲がり幅)が多い球だったという。
フリードマン氏は「大谷はシーズン途中に球種を追加しただけでなく、真の素晴らしい投球を生んだのだ。これは伝説的で、スーパーマン能力を証明しただけでなく、思い通りに投球にシフトできることも見せた。彼が次に何をやるのか待ち遠しい。もしかして90マイル(約145キロ)のナックルボールか?」と期待を寄せた。












