
パドレスのダルビッシュ有投手(35)は22日(日本時間23日)、敵地ニューヨークでのメッツ戦に先発し、7回4安打1失点(自責1)、与四球1、奪三振9で、今季9勝目(4敗)をマークした。
球数は99で、うちストライクは68、防御率は3.28。パドレスは4―1でメッツを下し、貯金を11とした。
後半戦の初戦、ダルビッシュはメッツの先発右腕マックス・シャーザー投手(37)とのマッチアップという、全米が注目するマウンドに上がった。
雨天により31分遅れで始まったナイトゲーム。両先発はテンポのいい投球で3回まで無失点に抑えていたが、均衡が破れたのは4回、パドレスの攻撃だった。
無死一塁からエリック・ホズマー一塁手(32)がシャーザーから逆方向の左翼スタンドへ7号2ラン本塁打を放ち先制。するとダルビッシュはその裏、二死から4番ピート・アロンソ一塁手(27)に中前打を許すも無失点で切り抜け、その後もカッターやフォーシーム、スプリット、スローカーブなどを交えた配球でメッツ打線を翻弄。2点を追加してもらった直後の7回裏に適時二塁打で1点を返されるが、99球で7回を投げ切った。
8回から二番手としてマウンドに上がった元ソフトバンクのニック・マルチネス投手(31)、9回から登板した守護神テイラー・ロジャース投手(31)も共に1回を三者凡退に仕留め、パドレスは球宴後の後半戦で好スタートを切った。
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