FOXスポーツが運営するスポーツブックサイト「FOX Bet」は17日(日本時間18日)にシーズン序盤のア・リーグMVPオッズを発表した。1番人気はエンゼルスの大谷翔平投手(27)でオッズ+225、2位は+400の同僚のマイク・トラウト外野手(30)だった。3位はブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ内野手(23)で+500、4位はヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)の+600、5位がガーディアンズのホセ・ラミレス内野手(29)の+1500と続く。

 また、米スポーツ専門局ESPN(電子版)は16日(同17日)にアワード候補者を発表。ア・リーグMVPの受賞有力度(AXE)の1位がトラウト(141・0ポイント)、2位はタイラー・ウォード外野手(28=140・5ポイント)、5位大谷(130・0ポイント)とエンゼルスから3人が入った。

 トラウトは昨季右ふくらはぎを痛めて出場36試合に終わったが今季は打率3割1分、9本塁打、20打点と絶好調。2014、16、19年と3度MVPを受賞している。ウォードは16日時点で規定打席に2打席足りないが、打率3割8分5厘、8本塁打、22打点と全開だ。また、ア・リーグのサイ・ヤング賞レースで大谷は124・1ポイントで8位に入った。

 一方、「シーザース・スポーツブック」のア・リーグMVPオッズは1位が大谷(+280)、2位がトラウト(+400)となっている。

 大谷は投手では3勝2敗、防御率2・78、46奪三振。打者では打率2割5分7厘、8本塁打、27打点と調子が上がってきた。チーム内での争いが続けば念願のポストシーズン進出により近づく。最後は大谷が2年連続で受賞すれば最高だ。