カブスの鈴木誠也外野手(27)は8日(日本時間9日)に本拠地シカゴでのドジャース戦に「2番・右翼」で先発出場し、3打数無安打、2三振1四球だった。打率2割4分4厘。チームは1―7で敗れて5連敗となった。

 母の日のこの日、鈴木はバット、ソックス、リストバンドなどピンク色でコーディネートして臨んだ。相手先発は昨年自身初の200投球回(207回2/3)を投げ、16勝(4敗)を挙げた右腕ビューラー。今季の開幕投手を務め、新エースに名乗りを上げた。試合は米スポーツ専門局ESPNの「サンデー・ナイト・ベースボール」として全米中継された。米国の野球ファンにアピールする絶好の機会だった。

 1回無死二塁は外角低めのカットボールを2球連続で空振りし、3球目の外角低めスライダーにバットが空を切り天を仰いだ。1―0の3回一死一塁はカウント2―2から5球目、外角低め96マイル(約154キロ)の速球に空振り三振。首を小さく振りながらベンチに戻った。

 1―4の6回先頭はフルカウントから外角低めの速球を見極めて四球で出塁したが、次打者の併殺打で得点には結びつかなかった。2番手の右腕フィリップスと対戦した1―5の8回二死無走者はカウント2ー2から5球目のスライダーを打ち上げて三飛に倒れた。

 開幕当初は相手投手はボール球で勝負してきたが、誘いに乗らずにしっかり見極めると甘く入ったストライクゾーンのボールを仕留めた。しかし、4月の月間最優秀新人に選ばれる活躍をしたことでマークが厳しくなり、ストライクでも自分が打ちたくない球には手を出さないとの傾向がデータで判明すると、一転してストライク中心の攻めに変えてきた。早い勝負に残念ながら対応できていないのが現状だ。どう乗り越えるのか。注目だ。